オーディンスフィア レイヴスラシル をやってみた感想・評価

ゲームレビュー

かつてPS2で発売された同名ゲームの
リメイクにして、

  • 温かみのあるグラフィック
  • 重厚なストーリー
  • 爽快なアクション

が売りの

童話チック2DアクションRPGです。

PS2で人気を博したゲームが
パワーアップして帰ってきました。

3Dグラフィックのゲームは酔うし苦手
という方にとってもお勧めのゲームです。

オーディンスフィアってどんなゲーム?

2Dアクションに特化したRPG

オーディンスフィアは
2Dアクションの戦闘に特化したRPGです。

以前レビューした「朧村正
と同じ会社が作っているので、

アクションの爽快感はお墨つき
間違いありません!

むしろ、防御をすると刀の耐久ゲージが
減ってしまう「朧村正」より
難易度は優しく感じました。

アクションが苦手でも

サクサクーって

できちゃいます。

攻撃ボタンを押してるだけで簡単にヒットが入り、

斬撃や

特技のエフェクト

がめちゃくちゃ格好いいです。

そして攻撃ボタンと防御ボタンが同じなので、

攻撃してる間に敵の攻撃が入ったら、
勝手に防御してくれる

というのも、
アクション苦手な人にとっては
ありがたいですよねー

クラシックモードにもなっているPS2版
をやったことありますが、

リメイク版の方が爽快感があり、
難易度も低くなってると感じました。

ダンジョンのようなマップ

ステージのマップはダンジョンのようになっていて、
2Dの横スクロールアクションながら、

「ひたすら一本道のルートを進んでいく」
わけではありません。

  • バトルがメインの「バトルステージ」
  • アイテム収集や探索がメインの「フリーステージ」
  • ほっと息のつける「レストステージ」

この3つのステージからなっています。

キャラごとに少しづつマップが違い、

キャラによってはシューティングゲーム
のようなステージもあって面白いです。

最短ルートでボスを目指してもいいし、
ダンジョン探索を楽しむもよし。

バトルステージの戦闘評価システムで、
より良い成績を目指すもよし。

遊び方はあなた次第です!

絵本のようなグラフィックと壮大なストーリー

まるで絵本のような温かみのあるグラフィックと
フルボイスで進むドラマのようなストーリーに

目が離せません!

特色の異なる5人の主人公の
それぞれの視点で語られるストーリーが、
ひとつの大きな物語へとつながっていきます。

他のキャラとかち合うシーンや

時間の空いた部分を、
他のキャラをプレイするときに知ることができる。

というシナリオ構成も面白いですね。

キャラクター

グウェンドリン CV川澄綾子


(参照画像:オーディンスフィアレイヴスラシル公式サイトより

父である国王に愛されたいと願う少女の物語。

だけど、父オーダインのグウェンドリン
に対する態度や仕打ちは見ていて辛くなります。

同じ娘でも、心から愛した女性の娘
ベルベットとの扱いの差がなんとも…

グウェンドリンがオズワルドから愛の証と贈られた
ティトレルの指輪を持ち帰ったときのオーダインの態度。

自分が追放した娘に「よくやった」とうわべの賛辞を述べて、
指輪をよこせとのたまる態度には、

ふざけるな!

と怒りがこみ上げてきました。

王としての立場があるとはいえ、
ちょっと人でなしすぎます…

いくら冷たくされても父を求めていた彼女が、

とまどいながらも心から愛する人を見つけて
独り立ちしていく姿が格好よかったです。

コルネリウス CV浪川大輔


(参照画像:オーディンスフィアレイヴスラシル公式サイトより

「プーカの呪い」でケモノに姿を変えられた王子の物語。

開幕でいきなり、
わけもわからず獣に姿を変えられた上、
冥界に落とされる受難を味わいます。

人のいいお坊ちゃんだった彼が、
苦難を乗り越え少しずつ成長していく姿は

ベルベットでなくても
「以前にも増してたくましくなった」
と感じることでしょう。

コルネリウスはケモノ姿を嘆いていましたが、
王子の時よりケモノ姿の方がかわいいですよね。

これが人間姿のままなら
ここまで愛着も好感も沸かなかったと思うので、
彼をケモノの姿にしたのは良かったと思います。

ケモノは偉大!

メルセデス CV能登麻美子


(参照画像:オーディンスフィアレイヴスラシル公式サイトより

母を亡くし後継ぎとなった幼き妖精王の物語。

偉大な妖精王である母の庇護の下、
大切に育てられてきた世間知らずのお姫様。

母を亡くしたばかりで、
内外共に立ちはだかる数々の苦難を、

かえるに姿を変えられたイングヴェイの
助言によって成長していくメルセデス。

世間知らずで我儘な子供だった彼女が
女王として成長してく姿が格好いいです。

そして、かえるの醜い姿に嫌悪していたメルセデスが、
自分を助けてくれたかえるに引かれていくのもよかった。

序盤であれだけ頼りなかったメルセデスが、
最終幕でオーダインに対し

従え!

と恫喝するシーンは格好良くてしびれました。

もうね、グウェンドリンのこともあったので、
すごくスカッとしましたね。

バッドエンドルートですが、
ダーコーヴァの獣となったイングヴェイに
告白するシーンが切ないけど好き。

グッドエンドルートでも悲恋なんだけど、
炎の王オニキスに対峙する姿が勇ましくて
格好よかったです。

オズワルド CV千葉進歩


(参照画像:オーディンスフィアレイヴスラシル公式サイトより

生きる意味と愛を求める剣士の物語。

命じられるままに
たくさんの命を屠ってきた彼ですが、

それを後悔するでもなく、
終わったことよりこれからの自分の目的を
模索しているところが前向きでよかったです。

自分のことに対しては結構さっぱりしてるのに、

グウェンドリンのこととなると
冷静ではいられない。

そんなところもかわいいですよね。

ベルベット CV沢城みゆき


(参照画像:オーディンスフィアレイヴスラシル公式サイトより

運命に翻弄される亡国の姫の物語。

彼女の物語によって、
このオーディンスフィアの全貌がようやく見えてきます。

終末へと動き始める世界を憂いて
奔走するベルベット。

母の予言に苦しみ、
運命に翻弄されながらも必死に抗い
頑張る彼女が格好よくて好きです。

ストーリー中では語られないけど、
コルネリウスとの馴れ初めが気になります。

実際にプレイしてみた感想・評価

5人の主人公の異なる操作感

主人公が5人もいるけど

それぞれ使える武器が異なっていて、

  • 覚えるスキル技
  • 移動スピード
  • ジャンプ性能など

個性があって面白いです。

また、一部キャラの個性に応じた
マップ作りがされていて、

同じステージでもキャラによって違う
マップが用意されているところもあります。

ただ、周回感が強く回を重ねるごとに
単調な印象があります。

操作性やストーリーは違うと言えど、
似たようなマップを5人分攻略するのは

人によっては苦手と感じるかもしれません。

読み飛ばせないストーリームービー

ストーリーシーンはフルボイスのムービー
となっているので、

プレイヤーが好き勝手に文字を読み飛ばすことが
できなくなっています。

お芝居を見てるようで素敵なのですが、
文字送りができないのがじれったく感じます。

まとめ

PS2版をやったことがある私としては、

ストーリーはそのままに

  • グラフィックがさらに美しくなり
  • キャラごとの個性に応じたマップ作り

がされていて、
キャラごとで操作性が違うと言えど
単調になりがちだった周回が
とても楽しめました。

難易度も調整されて低くなり、
本当にサクサク進められます。

PS2版では全てのシナリオと料理を集め、
なんだかんだ80時間近くプレイしてました。

リメイク版でも50時間近くプレイしてます。

気になったけどやったことないというあなた、
今やるならリメイク版がぜひおすすめです。

お勧め度:★★★★★

公式サイト

   

 

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